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2025年1月1日 大谷晋二郎エイド後楽園ホール大会記者会見
6日、東京都・港区のヨコソーレインボータワーにて『大谷エイド実行委員会』が会見。’25年1・1後楽園「謹賀新年&大谷晋二郎エイド」に向けて会見がおこなわれ、全対戦カードを発表。出場選手がそれぞれ意気込みを語った。
まずは沖田リングアナより、大谷晋二郎の現状について報告。
沖田リングアナ「私が知りうる限りの現状として、半分自宅、半分病院というサイクルになっています。どうしても病院の方に長くいられないので、自宅介護という形になっていて。体調がいいときにはSNSなどでみなさんに発信させていただいているのですが、体調が悪いときは携帯を開くこともままならないと。床ずれというものもあって負担がかかっております。御本人の方にも会いにいきまして、お話をする分にはゆっくりとですが、しっかりお話できる状態です。そしてなんの話をしてもありがとう、申し訳ないという話がでてくるので、元気づけにいっても逆に元気をもらってる状態です。
麻痺としては首から下がまったく動かないというのは変わらない状況にありますが、家族としては少しずつ戻ってきているということに期待をしたいと言われていました。来場については高田馬場でご挨拶を一度して、指が動く、立てるようになったという変化があればということでしたが、変化がないというのはイヤだということで、コメントで参加したいと。募金の量も減ってきてはいて、それは時間も経って当然のことではあるんですが、本人も頑張っているのでぜひ応援して挙げてください。よろしくお願いします」
続いて、各試合の出場選手たちがそれぞれコメント。
⭐️第0試合◎KAMIKAZE&アンディ・ウー&斎藤拓海vs今成夢人&不動力也&大谷譲二
大谷「この大会に呼んでいただいてありがとうございます。ウチの大谷家は後楽園をよく見にいって新年を迎えていたので、試合をさせていただけること、光栄に思います。大谷選手の試合を見て熱い新年を迎えていたので、今回は僕が逆に試合して熱い思いを伝えたいなと。そして6人タッグマッチなのに僕しか(会見に)いない!これは僕の一人勝ちだなと!(笑)。近い年の選手も多いですし、次につながっていけばなと」
KAMIKAZE「(代読)プロレス学校校長のKAMIKAZEです。学校を始めて8カ月経ちますが、順調に楽しく活動しています。大谷選手とともにやってきたイジメ撲滅、本当に強い人はいじめなどしない、を僕なりに生徒たちに伝えています。その精神を忘れずにオープニングマッチに挑みます」
斎藤「(代読)新年一発目!1月1日から後楽園ホール!大谷さんのような熱いプロレスを見せれるように頑張ります!」
今成「(代読)来年も元旦から、聖地で”プロレス”が出来ることを嬉しく思います!2025年の闘い始め、また熱い年にするという気概を持って闘います!私も39歳になり、何度でも立ち上がるという大谷さんの言葉の重み、大切さが身に染みます。元旦からその精神をしっかりと持ってリングに上がります!」
不動「(代読)新年一発目から大谷さんに熱気が届くような、これぞプロレス!というすごい試合をしたいと思います!そして常々言っているプロレスラーの強さ、すごさを体現します!」
⭐️第1試合タッグマッチ
永尾颯樹&阿部史典vs佐藤光留&渡瀬瑞基
永尾「毎年1月1日に試合をして年始を迎えられること、幸せにおもいます。このカードは僕が闘いたい3人を僕が指名して組まれた試合なので、楽しみです。今年の年始の佐藤耕平戦を超えるものを、4人でできたらと思います」
渡瀬「永尾選手から言われたんですけど、このメンバーが揃ったということはそういうことなんだろうなという覚悟と楽しみで、当日は会場に向かいたいと思います」
阿部「(代読)2024年の12月31日も、2025年の1月1日もありがたいことにプロレスをしている私は、初詣にも、お寺の鐘を突きにもいけていない状況です。『あぁ今年も鐘をつけないのかなぁ』なんて思っていたらなんていいところに!てな訳で佐藤光留の頭を108回煩悩の数だけ叩きたいと思います!バチバチ陀仏!!」
光留「(代読)闘い始めに選ばれし者の恍惚と不安、2つ我にあり。同日は8時30分から新宿でYMZ初日の出プロレス。間に合うも八卦、間に合わないも八卦。世界不思議八卦。八卦島シーパラダイス。ただ阿部史典だけはメジャー。これがパッ!」
永尾「(なぜこの3人に?)パートナーの阿部史典は僕のメジャーの先生だと思っているので、力を借りたいなと。佐藤光留は何度か対戦してますけど、久しぶりに対戦したいなと。渡瀬さんは噂に聞くところによると同じ人種じゃないかなと。試合したことがないんで、川崎のライブハウスで話したら『オファーをください』と」
渡瀬「(オファーを受けて?)彼に話をされた時点で、そうなんだなと。1月のことをずっと前からドキドキしてたんですけど、チームの佐藤光留がオレにとって一番イヤな相手なんで、1対3のつもりでいきたいと思います」
⭐️第2試合タッグマッチ
佐藤嗣崇&朱鷺裕基vs近藤修司&土肥こうじ
朱鷺「まず大谷エイドということで、大谷さんを超えるような熱さで闘っていけばいい正月になるんではないかと。そしてほぼ元WRESTLE-1のメンバーの中に僕が入る形になったので、いい化学反応になればなと。僕はデビューが元旦の後楽園で3カウントを奪うので、ぜひ楽しみにしていてください!
(この一年の成長は?)次が3年目なんですけど全部負けてるので。勝ちにこだわって、相手は強いですけど何が何でも3カウントを奪う、そんな姿勢でいきたいと思います」
⭐️第3試合女子プロレスタッグマッチ
ジャガー横田&アジャコングvs橋本千紘&岡優里佳
ジャガー横田「(代読)一年の計は元旦にあり!元旦にプロレスでスタート出来る事に感謝です。プロレスファンの方も是非、元旦からプロレス観戦でハッピーなスタートを!そして、大谷さん、頑張られてる事と思います…辛いときに思うのは何度でもたち上がれ!…そうですね…何度でも立ち上がりましょう!お互いに」
橋本「(代読)センダイガールズプロレスリング、橋本千紘です。1月1日より試合ができること心から嬉しくおもいます。大谷さんのようにたくさんの方を勇気づける戦いで1人でも多くのお客様に元気と勇気を届けます」
岡「(代読)センダイガールズプロレスリング所属の岡優里佳です!大谷選手エイド興行に参戦させていただける事、とても嬉しく思います。そして、対戦相手がジャガー横田選手とアジャコング選手!!元旦から仙女のプロレスをレジェンドレスラーに見せつけ、爪痕残します。応援よろしくお願いします」
⭐️第4試合星野良復帰戦
星野良&木高イサミvs松永準也&宮本裕向
星野「来年1月1日に復帰させていただきます星野良です。3月に後楽園でケガをしてしまって、公の場に出るのも久々ですけど、復帰できるのも後楽園ということで幸せものだなと。相手に松永準也もいるので、ただの復帰戦にするつもりはないので。全力でいきます」
松永「星野選手の復帰戦に選ばれたのか、会社から干されたのかわからないですけど。潰しにいきます」
イサミ「(代読)お世話になっております。プロレスリングBASARA木高イサミです。今回は星野選手の復帰戦という事で、ぜひ星野選手の勝利に貢献したいなと思います。二丁拳銃の相方とは対角にいますが、より熱い試合を提供出来ると思っております。応援のほど、よろしくお願いいたします」
宮本「(代読)新年一発目の試合といえば、やはりこの元旦後楽園大会!今年も元気にこの日を迎えられる事を願い、松永くんとのタッグを楽しみにしたいと思います!そして、大谷さんと元気に会話できる日を楽しみに待ちたいと思います!」
星野「(高橋ヒロム戦での負傷となったが?)正直思い出したくないですが、あのときは天下一という流れもあって闘うこともできたんですけど、次は自分の力でヒロム選手の前に立ちたいと思います。(コンディションの方は?)ヒザのジン帯を切ったのは2回目で、右と左で、逆にバランスのいい状態。コンディションはバッチリです!」
松永「(このカードは納得いかない?)まだ自分には他にやることがあって、そっちにフォーカスがあるので。元旦はまだ見えてない状況なので」
⭐️セミファイナル 『禊』タッグマッチ
北村彰基&井坂レオvs青木優也&花見達也
北村「北村彰基です。試合タイトルに『禊』とついてますけど、禊とは思ってないので。僕の勝手な欠場でことしの元旦に青木選手とのシングルができなかったのは申し訳なく思いますけど、青木選手とやはり花見達也という同世代の選手。隣には井坂レオというタッグパートナーがいて、誰にも負けたくない。たぶんみんなが誰にも負けたくないという気持ちを持って闘ってくれると思います。その中でみんなが全力で闘うから最高の興行になると思うし、どの試合もすべて食ってやりたいとなと。だからこのカードを熱望させていただきました。シングルマッチの案もあったんですけど、そういった理由でタッグマッチにさせていただきました」
青木「この度は元旦の大谷晋二郎エイドに呼んでいただきありがとうございます。今年元旦に闘う予定だった北村彰基選手とようやく闘えると。北村欲求不満が溜まって夜しか眠れず、一年越しに闘えると。シングルマッチじゃない理由も今話してくれた通り、井坂レオ、花見達也、誰にも負けたくない4人が揃うことで、この興行、誰にも負けないくらい熱い試合ができるんじゃないかと。北村選手、誰にも負けない試合をしましょう。でも最後に勝つのは私、青木優也です。以上です」
花見「(代読)2AW、そしてホットジャパンの花見達也です!先日脳震盪で皆様にご心配をお掛けしていますが、1月1日大谷さんエイドには必ず出場出来るよう先ずは練習再開を目指し、体調整えていきます。この興行にホットジャパンとして出るからには優也と自分にしかできない最高に熱い闘いを、そしてホットジャパンの熱を2025年1発目から爆発させたいと思います!元旦は後楽園ホールでみんなで熱くなろうぜ!!」
井坂「(代読)この度また1・1大谷エイド後楽園大会に出場が決まりました。本当にありがとうございます。昨年メインイベントで青木選手と試合をし、もう一年も経つのかと。時の流れが本当に早いなと感じてます。昨年僕がメインに立つことになる前は北村さんが立つ予定でした。欠場となった北村さんが1番悔しい思いをしたと思います。そして今回はタッグとして、赤と青のタッグチームとして、青木選手花見選手と大谷エイド後楽園大会のリングで闘えることが楽しみです。こっちはしっかりとタッグチーム。熱い試合をして、最後は俺たちが勝ちたいと思います」
北村「(青木には大谷殺法があるが?)誰も大谷晋二郎を知らないと思うんですよ。この中にいる人間の中で大谷晋二郎の背中を一番見てきてると勝手に思ってます。大谷さんの技を使うことがすべてじゃないし、2025年はもっともっと自分の色を出して、大谷さんから学んだことをこの4人の中でぶつけたいと思っているので」
青木「自分の色というのはありますけど、自分自身若手の頃大谷さんと闘って今のスタイルがあって、自分の根っこの部分は大谷晋二郎だと思ってるので。その養分を吸って育ったのが今の青木優也。そういう意味でも、大谷さんが見ても恥じない試合をしてるし、したいという自負があるので。曲げたくないところです」
北村「(青木の活躍をどう見ていたか?)長らく大日本さんのストロングヘビーを持っていたという印象があって。1月1日にベルトを持ってたらタイトルマッチにしてもいいんじゃないかなと。それは叶わなかったですけど、ベルトを落としても腐らず自分のプロレスを前面に出しているのはすごいと思っているので。同世代として負けたくない相手です」
青木「(どんな1年にしていきたいか?)1月にドイツ遠征が決まってて、近々でベルトを落として落ち込むのではなく、この試合をきっかけに多方面に盛り上げていこうという思いで。この元旦はいいスタートダッシュになればと思っています」
北村「今ウチの団体もいろいろニュースがあると思うんですけど、なかなか都内で試合ができてないので。僕自身としては都内の試合を増やしていきたいし、若手が活躍できる場をもっともっと増やしていきたいし、栃木での活動を充実させていきたい。そのためにもこの4人の中で一番熱い試合をして、勝って、いいスタートを切りたいと思います」
⭐️メインイベントZERO1ジュニア2冠選手権試合
<王者>吉岡世起vs馬場拓海<挑戦者>
まずは両者によって調印式がおこなわれ、それぞれコメント。
吉岡「チャンピオンなんですけど、ずっと防衛戦してなかったんでベルトを持ってたことすら忘れましたね。3月にベルトを取った時に『体を変えろ』と言われたのになにも変わってない。体を変えるための努力をする価値もないなら、第1試合でいいんじゃない? メインにする必要がない。団体に任せますよ、それだけです」
馬場「今年も元旦後楽園で試合ができることに本当に感謝をしています。少なからず大谷さんとは短い間でしたけど一緒にプロレスをさせていただいて今の僕があると思ってますので、大谷さんへの思いを誰が相手でもぶつけていきたいと思っておりました。そんな中で体はすごいですけど、誰にも挑戦してもらえない、誰も興味を持ってない、誰も欲しがらない、そんなチャンピオンがいたことを僕も忘れていたので、ふと思い出して挑戦しようと。やっぱりこのベルトは僕が持っていないといけないと思ったので。それだけです。
(チャンピオンから第1試合でと言われたが?)僕としては試合順にはこだわりがないですけど、いちばん大事なのはこのベルトであり、大会でいちばん大事なのは大谷さん。僕はとくに試合順にこだわりはないので、どこでもいいです」
吉岡「それでいいんだったら第1試合でいいんじゃないですか」
馬場「(都内で試合をする機会がない中で何を見せたいか)実際栃木プロレス所属になってから都内で試合をする機会も減ってしまって、タイトルマッチも年に数回の後楽園。この元旦後楽園ホールでタイトルマッチ、ジュニア2冠王座、メインイベントって今までなかったですよね? その初めての試みをOKして僕に任せてくれた会社に対して、期待を裏切らない、そしてお客さんの目が覚めるような闘いを見せたいと思います」
吉岡「まあ、変わらず自分のやることをやるだけです。言ってることも矛盾してるなと」
馬場「(3月は完敗の印象があったが?)対抗策は…ないです。とくには考えてないです。3月の後楽園ホール、自分でも見返したり思い返したりするんですけど、完敗という印象は間違ってないと思います。でも正面から斬りあってボコボコに負けて、僕はまだ蹴り合う気持ちは折れてない。まだまだ負けない気持ちは持ってるので、今度こそ蹴り勝ちたいと思います」
吉岡「(馬場の印象は?)完敗っていう自覚はあったんだなと。蹴りも動きもスタミナもすべての差を見せつけて勝ったつもりだったので、防衛したら僕が大谷さんにこのベルトを直接返しにいきますよ」