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REAL ZERO1と栃木プロレスの2極化を現状説明&謝罪 ZERO1会見

  • 日時
    • 2024年3月31日(日)
    会場
    • 東京・靖国神社相撲場
  • REAL ZERO1と栃木プロレスの2極化を現状説明&謝罪 ZERO1会見イメージ

31日、都内・靖国神社相撲場でおこなわれたZERO1による奉納プロレスの大会後、神尊代表、沖田取締役、笹崎レフェリーにより会見がおこなわれました。

現在ZERO1は同じ団体でありながら、ダイコーZERO1によるベテラン陣を中心とした「REAL ZERO1」と、カミウトラストホールディングスによる若手陣を中心とした「栃木プロレス」の2極化という状況。

今年の1・1後楽園、3・3後楽園はカミウトラストホールディングスの協力により開催され、田中将斗、菅原拓也、横山佳和、クリス・ヴァイスといったベテラン選手陣が不参加。
団体の公式ホームページにも栃木プロレスの大会日程が掲載されないという状態が続いており、ファンと関係者の間でも混乱が生じていました。

その中でカミウトラストホールディングスの臼井代表の方に一部の人間から誹謗中傷があったとのことで、今回の状況説明がおこなわれることとなりました。

会見でのコメント発表内容全文。

沖田取締役(元リングアナ)

「本日の奉納プロレス、たくさんのご来場まことにありがとうございました。

ここで株式会社ダイコーZERO1としてご報告と皆様への謝罪があります。

昨年末より、ダイコーZERO1が運営しているREAL ZERO1、栃木プロレスを運営してくださってるカミウトラストホールディングス様とわかりづらい状況を作ってしまっている形になっておりました。

これまで表に出すものではない内々のものと、伏せて参りましたが、皆様からの疑問の声も多かったので、ご説明の方をさせていただこうと思います。

株式会社ダイコーZERO1の方で興行をおこなっている神長大(ひろし)会長より、ビジネスとして、当然の話ではあるのですが『赤字興行をしてはいけない』という話しがあり、通常興行スタイルの試合がなかなか組めないという状況がありました。

神長会長には、コロナ禍にも関わらず、ZERO1を救って頂き、『押忍PREMIUM』と、いうブランドまで立ち上げてもらい、感謝しかありません。

しかし、そのコロナが落とした現実は厳しく、これは全世界で、もちろん当社だけに限ったことではない苦境ですが、当社はそれだけを理由にしてはいけないのですが、『赤字』の興行が続いておりました。

特に、後楽園ホールさんは、使用料がかなりかかってしまうので、『開催OK』までは、とても遠い道のりでした。

ですが、長年、『元日』『周年』『火祭り』と、後楽園ホールさんで行わせていただくことが、私と大谷選手が苦しくても続けてきたことであり、それをわかってくださっている後楽園ホールさんのお気持ちや、お約束もずっとありましたので。

後楽園ホールはダイコーZERO1としての興行ができないのであれば、カミウトラストホールディングスの主催として興行をさせてもらえませんか!と、カミウトラストホールディングスの臼井代表にお願いしました。

臼井代表も、「ダイコーさんでやってもらうのが一番!」と、おっしゃっていただき、何度も何度も、私と神尊社長とで話し合いましたが、見通しがたたず、後楽園ホール、また、地方での毎年開催の大会をカミウトラストホールディングスで主催させていただくことになりました。

また、私がお願いしている興行なので、取締役として『プロレスリングZERO1大会』と、銘打つておりました。

しかし、形としてはダメと言われている興行に選手の貸出はできないということで、田中選手、横山選手、クリス選手、菅原選手の参戦ができないということがありました。

大会が『大谷エイド』だけに、興行にはみんな選手たちは出たかったでしょうし、会長の気持ちに応えられるように頑張って私どもで進めさせていただいたんですが、ファンの皆様には、わかりづらい状況が続いておりました。

これにより、不安や誤解をファンの皆様に招いてしまったことに、心より謝罪申し上げます。

そして、そのような善意をもってやっていただいている臼井代表の方に、我々が説明しないせいで、お客様からの誹謗中傷がありましたので、きちんとここで説明させていただこうということになりました。

重ねて、主催は違えど、『ZERO1』と、して一生懸命動いてくださっていたカミウトラストホールディングスの大会の日程が、ZERO1のホームページから日程を消してしまうといった、カミウさんの方にも大変な失礼もあったので、今回公の場でカミウトラストホールディングス様にも謝らせていただこうということになりました」

笹崎レフェリー
「私の方でSNSやホームページの更新を担当しておりまして、オーナーの神長会長の方から何かを言われたというわけではなく、ZERO1の選手も一部出ない大会ということで、ホームページから日程を外してしまったのは僕の判断であり、ファンの方に『どうなってるんだ?』という疑問を抱かさせる形となってしまいまして大変申し訳ありません。

カミウトラストホールディングスの臼井代表にはまったく責任はないのに、誤解や誹謗中傷があったことはこちらの判断が飛び火した形になりますので、大変申し訳ございませんでした。もちろんダイコーの神長会長に何かを指示されたというわけではないので、今後は混乱を招かないようにしていきますのでよろしくお願いします。」

沖田取締役(元リングアナ)

「栃木プロレス(カミウトラストホールディングス)臼井代表や奥様には、川崎の道場の閉鎖で生活の場を失ってしまった若手選手を預かっていただいていたり、上の選手の生活を支えて頂くなど、本来であれば僕らがやらなければならないことを代わりにやっていただいているので、本当に感謝しかない状況です。

その中で一部ファンの方の中から『栃木が何かをしているんじゃないか』『分裂の戦犯』などと、騒がれ、大谷選手が一番嫌う『正直者がバカをみる』ような状況になってしまっていたので、今日のこの場所をもうけさせてもらいました。

僕らが『ZERO1』を続けられているのは、間違いなく、ダイコー神長会長、栃木プロレス臼井代表、そして、ファンのお客様に支えていただいているからです。

本当に申し訳ありませんでした!

今、リング上は、選手が活気よく頑張ってくれています!
僕らがもっと頑張らないといけないということで、リング上ともども、これから切磋琢磨していきますので、今後とも応援のほどをよろしくお願いします。」

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